12月議会 一般質問の続きです。
【子どもの貧困問題について】
家庭の困窮やネグレクトで、食事を満足に取れない子どもが竹田市にもいます。
一日1回の食事が給食だけ。給食が命綱という。。。
今回、市に提案したのは食の支援をするために
①ボランティアに関わってくれる人材育成と、
子ども食堂を起こす準備や運営の費用を補助すること。
②配食をすること(コロナ禍で会食が難しいのでアウトリーチ化が他所は進んでいる)
市の答弁は、『(食支援を)民間からやりたいと声があれば検討する』。
では、声が上がらなければ?
これまで市は高齢者福祉に関して、ヘルパーや成年後見人、
介護予防運動のインストラクターの人材育成の事業をしてきました。
配食サービスを自炊できない高齢者には実施しています。
その要領で食に窮する子どもに手を差し伸べて欲しい。
市に直接子ども食堂を経営せよと言っているのではありません。
子どもの食支援のボランティアの掘り起こしと、後押しを行政に頼んでいるのです。
しかし、私の拙い質問では市を動かす事ができませんでした。
子どもの貧困問題は、言うまでもなく親の支援です。
経済や医療、精神福祉の面からサポートが必要ですし、
DVや虐待などの複雑で繊細な課題も絡み合っているケースもあります。
単に子どもに食事だけ与えて、真の解決とはなりませんが、
子どもの健康、命のために食の支援をするべきだと私は考えます。
そして、なにより食(愛情)が足りていな子どもたちに
「あなたを受け止めるよ」という居場所や大人との関わりを与えたい。
県内他市では、子どもの食支援の予算を作って、
活動団体を支えている事例が多くあります。
竹田市がこの件で動くまで、諦めず子どもの食支援と居場所づくりを訴え続けます。