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2019-09-16

市議会での一般質問

9月議会で一般質問をしました。今回は、林業と学校統合の方針について質問を行いました。
スギ・ヒノキの人工林を含め森を適正に守り、管理することは、環境問題、防災、林業、農業、観光、移住施策、医療まで多岐にわたる分野のベースであるというのが持論です。
今年、森林環境譲与税が国から自治体に配分が始まるので、その予算の有効活用を提案しました。
また、ご存知ない方も多いと思いますが、5年後に新しい税制=森林環境税が始まります。国民が年1000円支払う目的税です。復興特別税の終了時から同額で、新税へスイッチするので金額としての負担増にはなりませんが、林業に直接関与のない方の理解を進めるのは壁が高いと思います。しかし、清浄な空気・水を守り、山の保水機能、防災面などを考えると全国民が受益者です。
林業の喫緊の課題は、戦後復興の政策として大量に植えられたスギ山が放置されるケースが増えたということです。山の所有者が高齢化した、また、財産の価値観が変わり、相続放棄され、きちんと管理されず荒れ始めているのです。こうした放置林を増やさないためにも林業家の育成とともに、所有者への責任を求めていかなければなりません。
また、木を伐採したあとの再植栽や、自然林への転植も進める必要があります。
過去に水害を受けてきた竹田こそ、「山の機能」を最重視すべき。竹田の森林経営を推進するよう議論を重ねていきます。
学校の統合については、市の方針を質しました。9月11日の大分合同新聞に取りあげていただきました。