6月議会で一般質問をしました。
1項目「合併浄化槽設置状況と市内の河川環境」
竹田市は各位域に湧水があり、「名水の里」を謳っているが、駅前を流れる稲葉川は美しい水質といえるのでしょうか。私は「ホタルを守る会」や「稲葉川を豊できれいにする会」の活動で年数回、河川敷の草刈り清掃に参加していますが、そもそも家庭や事業所から出る排水が浄化されずに河川に流されていることを市民が自覚することが必要だと考えます。
生活排水を浄化する合併浄化槽を設置している対象家庭(独自の共同設備を使用している一部地域を除く)は、市内で41%。県内の設置率平均は64%。県平均を大きく下回ります。
昔から家が密集し、庭や駐車場のスペースがとれないような地域では浄化槽を埋め込む余地がない、また、高齢者世帯では予算的な問題で設置が進まないという、いたしかたない理由もあります。
市では合併浄化槽を設置する際の補助制度を設けています。水質改善の啓発とともに、市へ制度の周知と浄化槽設置事業の推進を求めました。
加えて、稲葉川の清掃時に水の匂いや色も気になりますが、ビニールやペットボトルなどのゴミもかなり目立ちます。
竹田市は、九州の一番高地であり上流域。水が生まれる地域です。その水が下流の街へ、そして海に流れます。竹田の水やゴミも海の水質問題に大いに関連しているのです。
2項目は「中心市街地の活性化について」。
商店街が衰退したのは行政の責任か?地域経済のリーダーは誰か?空き店舗が3割を占める竹田の街。高度経済成長期やバブル時代のよき思い出に固執せず、舵を切るべきだと考えます。私も皆さんと膝を突き合わせ議論を進めていきます。
2019-06-25
市議会での一般質問
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