【報告】本日は臨時議会。専決処分事項、税条例の文面の改正等報告案件5件と教育委員の人事案あり。加えて、竹田市におけるこのたびの地震災害の概要報告を受けました。
民家の屋根瓦や外壁の損傷53件、公共施設の被害は16ヶ所(崩壊などではありませんので、ご心配なく)、道路への落石・倒木、土砂崩れが数か所あり、只今、市が復旧作業中。軽症者1名。15か所の避難所に580世帯、1121人が避難、ただし、日中はほとんど自宅に戻ったり通常の生活をしている。
停電が荻の一部20世帯に起こるも、現在は復旧。
温泉館・花水月の源泉がとまり、休館。再開に数日かかる見込み。
竹田市は、近隣自治体より被害が少ないため、熊本への災害対応拠点として、関係団体の基地機能を請け負っている。4/19現在
【所感】市外からご心配のメッセージやメールをいただきますが、今のところは大丈夫です。物資の提供のお申し出もありがたく感じておりますが、今のところはライフラインも通常通り、物資提供は不用です。しかし、予断を許さない状況ですので、勝手ながらその節は、お力をお貸しください。
それから、昨夜の震度5から1時間後、市役所の駐車場からの中継で全国放送されたニュースを見ていると、竹田の避難所の食糧が足りないと報じていました。
これは全く事実確認がなされていないがための間違いです。これで、救援物資が当市に大量に送られてきて、しかるべき所に届かなくなってしまったらどうするのでしょうか。
一方、ラジオは、震度5発生時も緊急速報なし。災害時にはラジオが役立つと学習していましたが、そうでなかったことも気づきのひとつです。
メディアの大半は国民に向けた大切な情報を発信しています。しかし、今回は当事者として、事実との相違は指摘させていただきます。
もちろん、大きい地震が毎日来ているので、多少の被害もあり、不安を抱えながら過ごしていますが、市内の商業・観光施設は通常営業しております。
市の職員は不眠不休で対応にあたっている上、避難所では高齢者の方々が疲れや不眠を訴えています。早く地震が治まり、被災地の復興と竹田市民の安全を祈るばかりです。
↓竹田市内の道路状況
https://www.city.taketa.oita.jp/temp/files/2016041913054956893.pdf